清原氏「日本シリーズのアウトはシーズンの10倍こたえる」
また、西武、巨人時代に10度の日本シリーズ出場を果たし、大舞台での活躍から「シリーズ男」と称された清原氏は、現役時代の経験を踏まえ打者としての日本シリーズ攻略法を「アウトを引きずらないこと」とし、その理由を次のように説明した。
「日本シリーズのアウトは(レギュラー)シーズンの10倍こたえる。精神的に。だからシリーズ男が出てきたり、逆シリーズ男、全く打てないね。やっている時は長いがあっという間の日本シリーズ。その中でアウトになった打席を引きずらずに次の打席に気持ちを切り替えることができるか」。
清原氏は日本シリーズのキーマンとしてヤクルト塩見泰隆外野手(28)、オリックス宗佑磨内野手(25)をそれぞれ挙げ、「塩見選手に塁に出られるとか、走られるとか、これが相手にボディーブローとして効いてくる」などと解説した。