自民党の河野太郎広報本部長が出題する「クイズ」が注目を集めている。
話題になっているのは、河野氏がここ最近ツイッターに投稿している食事報告の写真だ。丼を横から撮影したものなど、あえて何を食べているのか分からない写真をツイートしており、これがフォロワーらの間で「食事当てクイズ」と化しているのだ。
「蓋あけて」「中身が見たい」
2021年10月21日、河野氏は「夕食は、山形の芋煮。ごちそうさま」としつつ、すき焼き鍋が映った写真をツイート。芋煮がすき焼き鍋に入れられて出されるのは別段珍しくないが、鍋には木の蓋が被せられたままであり、肝心の芋の姿は一切見えない。このため、写真には「みんな思う事、蓋あけて」「中身が見たい」といったリプライが殺到した。
それから5日後の26日、河野氏は「今晩の夕飯は駅の立ち食いそばで」としつつ食事写真を投稿。しかし、写真を見てみると、どんぶりには少量のつゆが残されているだけで、そばの姿は皆無。またも、肝心のものが写っていない食事写真に対しては「麺がないー」「本当に、お蕎麦だったのか」「食べたあとのお写真0点!!」といった疑念の声が集まったのだった。
11月に入っても同様の写真は続く。7日には「久しぶりにラーメン屋さんのラーメンを食べた。これ見れば、どこかわかるよね」としつつ、やはり、少量のつゆがのこされただけのどんぶりを上から撮影した写真を投稿したのだ。
どんぶりの柄を見れば説明などいらないと言わんばかりの写真には「食べ終わっちゃったシリーズ(笑)」とのツッコミが寄せられたほか、具体的な店の名前を挙げるリプライも寄せられるなど、さながらクイズの様相を呈し始めた。
お冷しか置かれていないテーブルを写した写真も登場
同様の写真は13日にも投稿されたため、「なんでいつも食べ終わった写真?」といったリプライを浴びることに。さらに、18日には13日のものと酷似したどんぶりを真横から写し、
「今日の昼飯。ちゃんと思い出して食べる前に写真撮った。熱々で湯気まで美味しそう」
とキッパリ。極め付きは20日で、「食べる前に上から写真撮れと言われたので、撮ったぞ」と、お冷しか置かれていないテーブルを映した写真を投稿したのである。
さらに21日には、「『料理が出た後で』『食べ始める前に』『料理を上から』写真を撮れとたくさん注文があったので」として、寄りすぎた状態で撮影したのか、画面いっぱいにスープが映るばかりの写真を投稿。相変わらず、何の料理なのかさっぱり分からない。
この投稿には、「どんなご飯、拡大したのでしょうか」「フキに見えるけど泡との組み合わせの料理が思いつかない」など、すっかりクイズとして楽しむような反応も目立っている。
ちなみに、河野氏は9月までは「どの店で何を食べたか」が分かる写真をアップしていたこともまた事実であり、ここ1か月で急速に食事写真の「クイズ化」が進んだことになる。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
夕食は、山形の芋煮。ごちそうさま。 pic.twitter.com/tc24gkw2Sl
— 河野太郎 (@konotarogomame) October 21, 2021