プロ野球中日の元監督で野球解説者の落合博満氏(67)が2021年11月21日放送のスポーツ番組「S☆1」(TBS系)に出演し、京セラドームで行われた日本シリーズ第2戦のオリックス対ヤクルト戦を総括した。
高橋、日本S大舞台で初完投&完封勝利
シリーズ第1戦でサヨナラ勝ちしたオリックスは宮城大弥投手(20)が先発。対するヤクルトは高橋奎二投手(24)が先発のマウンドに上がり、試合は宮城、高橋両先発の投げ合いとなった。
0-0の均衡が破れたのは8回だった。
ヤクルトは8回2死1、2塁のチャンスに2番・青木宣親(39)が宮城のストレートにつまりながらもセンター前に運び先制。9回には2死2塁の場面でオスナ(28)がオリックス・バルガス投手(29)からタイムリーを放ち貴重な2点目を獲得した。
ヤクルト先発の高橋は9回5安打5奪三振の力投でオリックス打線を完封。日本シリーズの大舞台で初の完投&完封勝利を記録した。
落合氏「高橋が良く投げたということでしょ。それに尽きる」
一方のオリックス先発・宮城は5回までパーフェクト投球。圧巻のピッチングでヤクルト打線を沈黙させたが、8回に青木にタイムリーを許したところで降板し、吉田凌投手(24)にマウンドを譲った。
第2戦の模様をテレビ観戦した落合氏は、「高橋が良く投げたということでしょ。それに尽きるんじゃないかと思います」とヤクルト先発・高橋の力投を評価し、「宮城もよくあそこまで投げたなと言えると思います。でも負け投手ですからね。1点取られようが10点取られようが負けは負けですから」との見解を示した。
シリーズ第1戦は、オリックスがエース山本由伸投手(23)、ヤクルトは奥川恭伸投手(20)が先発。両投手の好投で接戦となったがオリックスが2点ビハインドの9回にヤクルト守護神マクガフ投手(32)を打ち込みサヨナラで勝利した。
第2戦の勝利でヤクルトが1勝1敗と星を五分に戻し、第3戦は会場を東京ドームに移して11月23日に開催される。
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— オリックス・バファローズ (@Orix_Buffaloes) November 21, 2021