「格闘技用のマットにスプレーで地面ぽくしてるだけ」
今回の3連戦では1戦目が「お祭り会場」、2戦目は「コンビニ」、3戦目は「倉庫」でのファイトだったが、実は今回の企画用に安全面を配慮し準備されたものだったという。
「ベンチもそう。芝生もめっちゃ分厚い芝生で、1人目の人で言うと。2人目の後藤さんのときは、全部が発泡スチロールで出来てて、下も床に見えるけど、格闘技用のマットにスプレーで地面ぽくしてるだけでちゃんとマットなんですよ」
朝倉さん自身も挑戦者を倒す際には発泡スチロールのセットに向けて投げていたとして、
「激しくは見えるけど、実は安全にやっていたっていうことで」
と配慮しつつファイトしていたと振り返った。
朝倉さんは安全面には気をつけつつも、あくまでも真剣勝負だったとした。
「まあでもね、結果として(後藤さんは)歯が折れたみたいで。1人目の子(久保田覚さん)も鼻折れたのかな?でも、それくらいの覚悟はさすがに持ってきているでしょっていう」
「レフェリー陣も10人くらいいた」といい、「最初の2人はアマチュアみたいなものなので、やめるのをすごく早くしますというのと、俺もちょっと手加減してた、実は。あれでもね」と暴露。「モハン・ドラゴンさんの時は(腕を)振り抜いたけど、(最初の2人は)ああいう思い切り振り抜いた感じはなくて」とし、安全面に考慮したことを強調した。
その上で「難しさ」をこう語っている。
「この企画の難しいところって、安全面に考慮しすぎたら冷めちゃうし、終わったから言いますけどね。全部発泡スチロールでできてますとか、手加減してますとか言ったら、冷めちゃう。だから、その辺の難しさもあってこういう結果になりました」