第63回日本レコード大賞の各賞が2021年11月18日に発表された。ネット上には特に大賞候補となる優秀作品賞10曲の選考に対し、「これじゃない感がすごい」といった声が渦巻いている。
「知らない曲ばっかりなんですけど」
まず目立つのが、「日本レコード大賞の候補曲。全く知らない曲ばかり」「レコード大賞っておかしいよね(?)え?この曲...って曲ばっかり優秀作品(?)にいるもん...」「知らない曲ばっかりなんですけど、、どこで流行ってるんですか?」といった知名度不足を主張する声だ。同時に「選考基準意味わからんすぎ」「選出基準がバグってるからしゃーない」と、選考基準がおかしいとする声も多い。
ちなみに、レコード大賞を主催する日本作曲家協会のウェブサイトには各部門の選考基準が記されており、優秀作品賞を見てみると、
「大衆の強い支持を得、芸術性、独創性、企画性に優れ、その年度を反映したと認められた作品に贈る」
となっているのが分かる。
「ドライフラワーがレコ大にないのは疑問符しかないが...」
続いて目に入るのが、「影響や流行も加味するなら、YOASOBIさんやAdoさんが特別賞に落ち着くわけがないもんな」と受賞してはいるが、「ココジャナイ」と言わんばかりのツイートだ。特別賞は「社会的に世の中を賑わせ、注目された人、作品などに贈る」(前出・日本作曲家協会サイト)もので、Adoさん(19)、Bank Band、松本隆さん(72)、YOASOBIの4組が受賞しているが、特にAdoさんとYOASOBIに関しては上記のような声が目立つ。
また、「ドライフラワーがレコ大にないのは疑問符しかないが...どういう基準...?!」といった、レコード大賞のどこかには入るべき楽曲の姿が見えないとする声も。同様の声は他にもあり、
「今年のレコ大おもんなすぎてえぐい 髭男とかback numberとかおったやろ笑」
「本当に売れた曲なら宇多田ヒカル、藤井風、ヒゲダンなど入るはず」
といった声も上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)