「もっともっと相当な数字をあげないと...」
なぜ、大谷選手はMVPを獲れないのだろうか。石毛氏が指摘したのは大谷選手の打者成績だ。ホームラン46本、100打点、26盗塁という成績は評価する一方で、「ペレス(ロイヤルズ)だとかゲレーロ.Jr(ブルージェイズ)はもっともっと良い数字を残しているはず。そら冷静にみたら無理でしょ」(編集部注:ペレスはMVP最終候補にノミネートされていない)と、ホームラン王争いを繰り広げた打者を引き合いに出して語った。
また、アメリカには「白人ナンバーワンというのが、まだ僕はあると思っています」と持論を示し、「やっぱり大谷がMVPを獲るためには、もっともっと相当な数字をあげないと駄目」と改めてMVP受賞は厳しいとした。
一方で、大谷選手の人間性に対する評価は「絶対あると思っています」とし、「MVPを獲らなくても、大谷翔平という日本人のプレーヤーがそこにいる。彼の振る舞いはこうなってる。そこだけで十分じゃねえかな」と話した。動画の最後には「奥さんは金髪、よろしくお願いします」と締めた。
一夜明け、大谷選手の満票でのア・リーグMVP受賞が発表された。動画のコメント欄には「満票で受賞したぞ」「見解をどうぞ、石毛さん」「石毛さんの危惧が杞憂に終わりうれしい限りです」などの声が寄せられている。