ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS系)の第5話が2021年11月16日に放送され、倉科カナさん演じる百瀬美晴の言動をめぐって反響があがっている。
「あったものをなくすのと、元々ないのとでは全然違う」
漫画家・有生青春さんによる同名マンガが原作。27歳のデザイナーで「生涯独身上等、おひとり様最高」のヒロイン・大加戸明葉(清野菜名さん)と、30歳サラリーマンで既婚者の肩書きを手に入れたい百瀬柊(坂口健太郎さん)が偽装結婚をすることから始まるラブコメディーとなっている。
※以下、ネタバレを含みます。
倉科さんが演じる美晴は、百瀬の兄・旭(前野朋哉さん)の妻で、百瀬が長年片思いをしている相手。ナチュラル美人で天然な一面もあるが、本人はそのことに気が付いていないという役どころだ。
前回放送された第4話で、美晴は「旭くんとなら完璧な家族を作れる(から結婚した)」と旭に対して恋愛感情を持って結婚したわけではないことをほのめかす。離婚届を置いて家出をしてしまう...という騒然とした展開で締めくくられていた。
今回、そんな美晴を発見し、しばらくの間自宅に泊まらせることにした百瀬。「気持ちが迷子になっているだけ」ともう一度きちんと話した方がいいとアドバイスすると、美晴は「迷子か...。だったらいいのにな。あったものをなくすのと、元々ないのとでは全然違う」ともう戻れないことを示唆する。