俳優の広瀬すずさんが、2021年11月14日放送の「情熱大陸」(TBS系)に出演。映画監督の李相日さんから告げられた言葉に「恐怖」を感じたことを告白し、反響を呼んでいる。
「もはや悔しいというより恐怖でした」
番組は、俳優の松坂桃李さんとダブル主演を務める映画「流浪の月」(2022年公開)の撮影現場に密着。共演する横浜流星さんとの初顔合わせほか、約4か月間大好物のラーメンを我慢して撮影に臨む姿が映された。
「流浪の月」の監督は、「フラガール」(2006年公開)や「悪人」(2010年公開)で知られる李相日さん。広瀬さんが出演した映画「怒り」(2016年公開)でも監督を務めている。
広瀬さんは李監督について、「怒り」のラストシーンである、海辺で感情を爆発させるように叫ぶ演技をした際、「1、2回で、李さんに『OK』って言われて、『えっ?』みたいな」「パッと顔見ても、全然OKじゃなくて」と、自分でも納得のいってない演技であっさりOKを出されたことに戸惑いを覚えたそう。
するとその後、李監督から誰もいないような場所に呼び出され、「すごく冷静なトーンで『この映画壊す気?』って言われて」と回顧。「もはや悔しいというより恐怖でした」と笑い、李監督の作品作りに対する情熱を明かした。