活動再開を宣言している元タレントの木下優樹菜さんが2021年11月13日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、週刊誌記者の取材手法に苦言を呈した。
「前に来て挙手してほしい」
この日「週刊誌の記者を救いたい【今回の報道と今後の取材について】」というタイトルで動画をアップした木下さんは、写真週刊誌から「めちゃくちゃ怖かった」と感じる取材を受けたと告白した。
友人が車に同乗中、直撃取材を受けた際の動画を公開。また、街を歩いているだけで背後から突然声をかけられるとし「歩きの状態の背後はマジでやめてほしい。あれは本当に怖い」「週刊誌の方って背後からさ、『すみません!木下さんですか?』って来るじゃん。マジでびっくりするから」と話している。
「ルール決めよう。話したいんだったら一回、回って前に来て挙手してほしい。前から来て挙手してくれたら『ああ、ね』ってなるから」と提案し、用事などがあり話す余裕が無いときは「すみません」と断る旨を話した。
車に乗っている木下さんを追っていた記者が、道路に身を乗り出し轢かれそうになったこともあったという。木下さんは記者に「『危ない! 待って!』みたいな。なんで優樹菜が守ってるの?」とツッコミ、「とりあえず優樹菜だけしか見てないのはわかるけど右左ちゃんと確認してから来てほしい」と注意する様子も見せている。
親友を「木下優樹菜」として掲載「さすがに酷いっしょ!」
別の週刊誌記者についても話した木下さん。親友を車に乗せて娘を迎えに行った際、コンビニに寄るため下車した親友が「木下優樹菜『芸能界復帰』号泣宣言に非難殺到...当てが外れた"お疲れすっぴん"目撃撮」としてネット記事に掲載された。
木下さんは「超一般人だしね。やばくね? 何がヤバいって雑すぎじゃね? さすがに酷いっしょ! どっからどう見ても優樹菜じゃないの。雑だよ!」と怒り、「100歩譲って優樹菜はしょうがない。でも一般人の親友はマジやめて欲しい。ちゃんと確認してほしい。木下優樹菜か木下優樹菜じゃないか。お願い。お願いだよほんとに!」と懇願した。
同記事を掲載した週刊誌は6日、「掲載した写真・内容に誤りがありました。写真は、木下優樹菜さんではなく、友人の女性でした。記事を削除するとともに、ご迷惑をおかけした皆さまにお詫び申し上げます」と謝罪している。
木下さんは動画で、今後は「カーチェイスはやめてほしい」「背後から声をかけるのはやめてほしい」「あんまり近寄りすぎるのもマジで無理だからちょっと遠目で挙手してほしい」といったルールを守った上で取材してほしいと話している。また「子どもがいる時は極力無理」としている。