従来品より「コスト増」のリニューアル
ネット上ではコスト削減を狙ったリニューアルなのではないかという声も出ている。
しかし、コストはかえって増えたという。今回は「お客様の満足度向上」を目指したと強調する。サイズを改めた具体的な背景を、
「昨年来、在宅時間が増え、いわゆる『ながら食べ』の機会が増えた影響もあり、チョコレートの家庭内消費量も増加しています。それに伴い、『1枚当たりの満足感』が高い製品の需要が増加しています」
と説明した。19年に開発をはじめたという従来品は、「1口サイズで食べやすくなった一方で1枚当たりの満足感は以前に比べ若干低くなっていました」とも明かす。そのうえで、
「製品当たりの総重量アップを図りながら、この1年で変化した消費傾向に合わせ、1枚当たりの満足感においても、より評価をいただけるサイズ・重量に変更を行いました」
とする。
「今後もお客様の声にできる限り耳を傾け、改善の機会として参考にさせていただきます」(広報担当者)