セCSは「ジャイアンツが有利かな」 巨人退団の石井琢朗氏が分析、その根拠は...

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   今季限りで巨人の三軍野手総合コーチを退任した石井琢朗氏が、野球解説者の高木豊氏のYouTube動画に登場し、2021年11月10日から始まるセ・リーグCSファイナルステージを分析した。

   広島・ヤクルト・巨人でコーチ経験を持つ石井氏の見解は――。

  • セCSファイナルは神宮球場で開催
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甲子園の原采配に驚き

   CSファイナルステージではレギュラーシーズン優勝のヤクルトと3位巨人が神宮球場で対戦する。巨人は1stステージで敵地甲子園で2位阪神に2連勝し、ファイナルへ駒を進めた。

   第1戦の予告先発はヤクルト奥川恭伸、巨人山口俊となった。今季途中まで巨人の一軍野手総合コーチを務めた石井氏は、奥川について「シーズン同様のピッチングをされるとそんなに得点は期待できないような気はします」としつつ、「経験の浅い奥川君が負けられない試合でどうマウンドに登るか」と指摘する。

   石井氏と高木氏はCS1stステージでの巨人・原監督の采配にも言及、第2戦3回表に代打・八百板卓丸を起用し安打でチャンスを広げた代打策を「阪神からしたらバントだろうなと思ったかもしれない」「ジャイアンツが先攻と考えると強攻もあり」「そこが原野球なのかなと、(シーズン中に)近くで見ていて感じた」と評価した。

   ファイナルステージはヤクルトに1勝のアドバンテージがあり、神宮球場で行われるものの、ヤクルト側の地の利は薄いのではないかと石井氏は指摘する。

「カープにいた時も選手は神宮大好きだったですから、あそこだと打てる気しかせんって感じだったので」
「(岡本)和真がいないっていうのは大きいが、その分一体感がある。アドバンテージを考えなければ2試合戦ってきて勢いがあるジャイアンツが有利かな」

ヤクルト打線のキーマンは?

   石井氏はヤクルト打線のキーマンとして塩見泰隆と青木宣親を挙げ、「後半上がってきたのは投手力もそうなんですけど、塩見の1番定着と青木が元気になってきたのが一つの要因」と分析した。

   2018~19年にヤクルト打撃コーチ、20~21年に巨人野手総合コーチとして両球団に在籍した石井氏だが、動画終盤に高木氏から勝敗を聞かれ「やっぱり最後はジャイアンツにいたので...ジャイアンツ」と予想しつつも「根拠はありません(笑)」と苦笑いしていた。

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