新庄剛志監督、3か月前の「予言」が話題 「慧眼すぎる」「誰よりも理論派」...称賛相次ぐ

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   日本ハムのビッグボス・新庄剛志新監督(49)が2021年7月に出演した動画が、監督就任後にわかに注目を集めている。

  • 新庄剛志氏(写真:望月仁/アフロ、03年撮影)
    新庄剛志氏(写真:望月仁/アフロ、03年撮影)
  • 新庄剛志氏(写真:望月仁/アフロ、03年撮影)

佐藤輝明の変化見逃さず

   新庄氏は7月25日、元阪神の中西清起氏のユーチューブ動画に出演した。

   阪神の新人・佐藤輝明選手が話題となり、中西氏は「6番に据えてスタートしたのは成功だよね」と健闘をたたえた。佐藤選手はこの日までに打率.267、20本塁打、52打点と大暴れし、8月13日からの後半戦に備えていた。

   しかし、新庄氏は「ちょいちょい佐藤君を見るんですけど、そろそろちょっと落ちてきますよ」と断言した。

   キャンプから注目してきたものの「バットの軌道がちょっと変わってきている」と指摘。線ではなくダウンスイング気味の点のスイングになりつつあるため、軸足が上手く使えず逆方向への飛距離が伸びなくなったという。

   線で打つ打者の代名詞として、MLBのジャイアンツ時代の同僚だったバリー・ボンズ氏を挙げている。

   点で捉えてしまうがために、「インコースの速めのボールが打てなくなってきている気もする。それでボール球に手を出し始める、焦りで。(始動の)タイミングも0コンマ何秒遅くなっている」と持論を述べた。

   佐藤選手は後半戦で大失速し、シーズンを打率.238、24本塁打、64打点で終えた。

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