「新庄剛志にのみ対しては監督と呼んではいけない」
一方で、新庄氏のWikipediaでは、その肩書きをめぐり連日「編集合戦」が繰り広げられている。
4日の就任会見後は新庄氏の役職名は「監督」となっていたものの、6日になると「ビッグボス」に変更。しかし、同日中には「監督」に戻される。ここから「BIGBOSS(ビックボォス)」→「BIGBOSS(ビッグボス)」→「監督」→「ビッグボス」→「ビッグボス(監督)」→「監督」→「ビックボス」→「BIGBOSS」と表記が移り変わり、9日18時現在では「ビックボス」に落ち着いている。
また、新庄氏の「監督歴」という項目でも「ビッグボス歴」→「監督歴」→「BIGBOSS歴」→「監督歴」→「BIGBOSS歴」→「ビッグボス歴」→「監督・コーチ歴」→「ビッグボス歴」→「ビッボス歴」...のように表記変更が繰り返され、9日18時現在では「監督(ビッグボス歴)」となっている。
Wikipediaの編集を行った「BIGBOSS」派のユーザーからは「監督ではなくBIGBOSS。新庄剛志にのみ対しては監督と呼んではいけない」とのコメントが。一方で、「監督」表記にこだわるユーザーは「ビッグボスは自称に過ぎず、正式な役職名とは言い難い」とのコメントを残している。
球団の対応はどうか。球団公式サイトに掲載されている新庄氏のニュースでは、肩書きは「新監督」もしくは「監督」となっている。一方、球団公式ツイッターでは「ビッグボス」呼びが基本となっており、球団内でも表記が割れているようだ。
「監督」か「ビッグボス」か――。表記が統一される日は来るのだろうか。