ツイッターの検索結果に、広告にもかかわらず「プロモーション」表記がない投稿が散見されるとの指摘が利用者から上がっている。
ツイッター日本法人は2021年11月9日、J-CASTニュースの取材に、不具合だとして調査を進めているとした。
「最近トレンドに...」
指摘は、10月下旬ごろから上がっていた。検索結果の「話題のツイート」欄に、検索ワードと無関係かつ宣伝目的とみられる投稿が表示される場合があるとの報告だ。
J-CASTニュースでも11月8日と9日に、同様の事象を確認した。例えば「出勤者7割減」と検索したところ、話題のツイート欄にヘアオイルの商品紹介やプレゼントキャンペーン、関連性のないニュース記事が表示された。いずれもプロモーション表記は無かった。
利用者からは「最近トレンドにプロモツイートでもないのに関係ないツイート入ってくるの何?」などと戸惑いが広がっている。
ツイッター社は公式サイトで、広告の一つ「プロモ広告」は「『プロモーション』というラベルが明示されます」「他のツイートとはっきり区別できます」と伝えている。
ツイッター日本法人に見解を問うと、広報担当者は「現在、検索関連のバグとして引き続き調査中です」とのみ回答した。
アプリ配信サービス「アップストア」では、ツイッターは10月26日以降、アップデートを5回している。いずれも「さらに快適にご利用いただくため、機能強化と不具合の修正を行いました」と説明する。11月9日現在の最新版は、8日に公開された「バージョン8.91」。