歌手の浜崎あゆみさん(43)が2021年11月4日インスタグラムで発表した内容が注目を集めている。
浜崎さんは「大切なステージを週末に控えたこんなタイミングで、私の不注意により本日足首を骨折してしまいました」と投稿。6日と7日に予定している名古屋・日本ガイシホールでのコンサート開催が危ぶまれるが、同時に「怪我ともどうにかうまく付き合いながら、土曜日、日曜日の名古屋公演のステージに立たせていただきたいと思っています」と、日程通りに開催する意向を伝えている。
「全身全霊のパフォーマンスを届ける気持ちしかありませんので」
浜崎さんは「やはりステージに変更が出てしまう事は避けられないと思い、報告させていただきました」としつつも、
「とは言え曲数をカットするわけでもありませんし、いつもと変わらないクオリティーで、いやそれ以上に、全身全霊のパフォーマンスを届ける気持ちしかありませんので、お越し下さる皆様どうかご心配なく、夢の世界へどっぷり浸る準備をしてきて下さいっ!!」
と、来場を予定している観客に呼びかけている。
負傷の発表はスポーツ各紙が取り上げている。ツイッターでは「足首の骨折本当に大丈夫かな」といった心配の声が続々と上がっているほか、ニュースのコメント欄には「中途半端なステージ見せるより、延期、治療して完璧なものを見せるべき」とコンサートの開催を強行すべきではないとする声も上がるなどしている。
ただ、浜崎さんには過去、負傷直後にコンサート開催を半ば強行した前例がある。
全治3週間のケガを押して出演したドームツアー初日
今から20年前の2001年の6月22日、浜崎さんは自身初となるドームツアーの初日を迎えるべく福岡ドーム(現・福岡PayPayドーム)でリハーサルを行っていたが、コンサート開始時間の2時間前に舞台装置から転落し、左足を負傷。全治3週間のケガを負ったが、痛み止めを打った上で日程通り初日の公演を実施した。
04年に放送された、浜崎さんを特集したドキュメンタリー番組「スーパーテレビ情報最前線」(日本テレビ系)では、事故直後の映像が映し出され、スタッフの大半がコンサートの延期を予想する中、病院から戻った浜崎さんが予定通りコンサートを開催する決断をしたとのナレーションが流れるなど、緊迫した当時の様子が流れた。
翻って今回。浜崎さんは再び足のアクシデントに見舞われたわけだが、本人の足を心配する声が上がる一方で、浜崎さんはコンサートを日程通り行おうとしている。20年前のように強行的に開催するのか。名古屋公演は6日に迫っている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)