「『もう、手放すのはちょっと厳しいなあ』ってずっと思っていて」
枝野代表との写真撮影については「選挙はどうしても殺伐とした感じになるので、うちはメリーさん中心に殺伐としないでやっていますよ、ということをお伝えするためでした」と説明。政治利用のために飼育していた意図は「全くない」とした。
鎌田氏が国政復帰を果たし、11月6日には里親の元へと渡る予定だった仙台メリー。なぜ、譲渡を撤回したのか。
「毎日事務所のみんながファミリー的に育てていて、私が車のドアを開けるとすぐ乗っかってきてくれる。(仙台メリーが)わが子的なものになっていきました。『もう、手放すのはちょっと厳しいなあ』ってずっと思っていて」
「栗原から連れてきたときは、完全に野生でした。足や肛門が糞尿にまみれていた。毛もごわついていた。今はみんなで身体をブラッシングしたり、濡れおしぼりで足を拭いたりしているから、家の中で飼える状態になっています」
「里親に育てて頂く」とツイートしたあと、鎌田氏と同様、家で猫とヤギを飼っている人から電話をもらったことも「迷っていた決断を後押してくれた」と話す。
「きょう(4日)みんなで話し合って、里親になってくれる予定の人には『ごめんなさい。やっぱり手放せないです』と連絡しました。そうしたら『そうだろうと思ってましたよ』と...」
今後は鎌田氏の自宅と仙台の事務所で仙台メリーを飼育していくという。「東京との往復になると、ずっと責任をもって飼えない」と語っていたが、どうやって育てていくのだろうか。
「仙台の事務所の人間がいますので。兄弟姉妹状態なので、全く心配はいらないです。排泄物をちゃんと取って、彼女が生きる環境を整えていきます」