国民に疑念与えた共産との選挙協力
その上で玉木氏は、立憲の代表選に関する質問に答える中で、立憲は共産と接近したことが原因で「国民から見て安心できるパッケージ」を示すことできず、衆院選の敗北につながったとの見方を示した。
「野党第1党なので、政権を担う矜持を持っていただきたい。政権を担うためには、経済政策に合わせて、外交・安全保障政策に関して、現実的な、国民から見て安心できるパッケージを示すことが大事。その中において、やはり『自衛隊が違憲だ』『日米安保破棄だ』という勢力と協力をするということが、国民の皆さんに対して、『本気で政権を担っているのかな』という疑念を与えたことは間違いないと思う」
さらに、玉木氏は
「単なる、『政権を担わない野党』ということであれば、そういった形のひとつの主張のあり方もあり得るのかも知れないが、野党第1党だから、緊張感のある政治を実現したいというのは私たちも同じ気持ちなので、ぜひそこは、現実的な政策、現実的な枠組みをしっかりと回復できる代表になっていただきたいと期待している」
などと話し、共産党との連携を深める前の状態に戻るように求めた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)