どれくらい物が入るの?
鳥羽水族館のラッコたちに与えられた玩具は、まな板を切り取って作っている。石などを与えてしまうと強化ガラスをたたき割ってしまうこともあるためだ。玩具は手のひらに収まるほどのサイズで、水槽に10個投入されている。
担当者によれば、メイちゃんは同館でもかなり器用なラッコだ。そのためか、最高で8つの玩具をポケットにしまう様子が確認されている。残りの玩具は他のラッコが持ち出していた。
担当者は、メイちゃんのポケットには10個まで入るのではと推測している。機会があれば何個まで入るか検証してみたいと話した。
メイちゃんは現在17歳。大好物は甲殻類とイカで、特技はジャンプだという。水面から約1メートル40センチの高さのガラス面に設置されたイカを、ジャンプして取ったこともある。水中から完全に体を出してここまでの高さを飛べるのは、同園ではメイちゃんだけだ。
日本でラッコを展示している水族館は少ないとして、「ぜひ鳥羽水族館にお越しになった際にはラッコを見てもらいたいです」と呼びかけている。
(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)
メイちゃんのポケットから無限に出てくるオモチャ#鳥羽水族館 #ラッコ pic.twitter.com/gCudIr5Qqx
— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) November 3, 2021