新庄監督「自分がやってきたことは間違いじゃなかった」
また、新庄監督は2020年のトライアウト挑戦時のエピソードを披露。日ハムの球団スタッフから受け取った1通のメールに運命的なものを感じたという。
「トライアウト前に日ハムの球団の方から『新庄さんお元気ですか?トライアウト頑張って下さい。いつかまた会える日を楽しみにしています』というメールが来たんですよ。よしよし、選手に戻れると。そのオファーだなと思いトライアウトを受けました」
ところが日ハムからのオファーはなく現役復帰を断念。選手としての復帰はなくなったが、監督としての球界復帰は諦めなかった。
新庄監督は「選手は復帰出来なかったけど、そこからあの1通のメールというものは必ず何かあると。自分で勝手に信じて1年間、12球団2軍の選手を一生懸命自分で勝手に勉強してこういう姿をいうのは必ず誰かが見てくれている。それを信じて(21年)10月12日になんと僕が描いていたこの監督の話を頂いて、自分がやってきたことは間違いじゃなかったんだという本当にやってきて良かったなという気持ちでした」と感慨深げに語った。