新庄監督の「策士ぶり」にファン驚き トライアウトは布石、「2カ年構想」ついに結実

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   プロ野球日ハムの新庄剛志新監督(49)が2021年11月4日、札幌市内で就任会見を行い、監督就任に至るまでの経緯を明かした。

   新庄監督は06年シーズンを最後に現役引退し、その後はタレント活動するなど球界から離れていた。この間、ほとんど野球を見ることがなかったという新庄監督は、20年12月に受けた12球団合同トライアウトが球界復帰のきっかけになったことを明かした。

  • 日ハムの新庄剛志監督(写真: アフロ)
    日ハムの新庄剛志監督(写真: アフロ)
  • 日ハムの新庄剛志監督(写真: アフロ)

ツイッターでは「策士ビッグボス」

   トライアウトの1年前の19年11月に挑戦を表明し、現役復帰に向けて約1年間トレーニングを積んだもののNPB球団からのオファーはなかった。

   新庄監督は「もちろん選手にもなりたかったですけど、最終的な目標はここ(監督)だったんですよ」と語り、トライアウト挑戦の目的に関して次のように説明した。

「まずはとりあえず話題性というか、真剣に(トライアウトを)受けにいったんですよ。でも最終的な目標はトライアウトで皆さんに注目をしてもらいファンを集め、この次の年に監督になれたらそのファンたちが流れてきてくれたら最高だなという気持ちでトライアウトを受けました」

   トライアウト挑戦を決めた2年前から「構想」を練っていた新庄監督に対してツイッターでは「策士ビッグボス」「とんでもない策士」「策士で努力家」「トライアウトは布石だったのか」など驚きの声が上がった。

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