2021年11月1日に放送が始まったNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。放送を見た視聴者の一部から、「登場人物全員が千鳥みたいな話し方をしとる」といった声が上がっている。
ドラマ初回の舞台は岡山で、登場人物の話し言葉はことごとく岡山弁。その語調やアクセントを聞いたユーザーから、岡山出身のお笑いコンビ「千鳥」を思い出した、との声が出ているのだ。
「みんな話し方が千鳥みあって面白い」
ドラマでは昭和、平成、令和にわたって祖母、母、娘の3世代の主人公の生きざまが描かれるが、この日は1925年の岡山からストーリーが展開。1人目の主人公である和菓子屋の娘・橘安子(上白石萌音さん=23)の幼少期が描かれた。
岡山弁で話す登場人物の会話を聞いた視聴者からは、主人公の名前・安子について、「『やすこ』のアクセントが『や』じゃなくて『す』にあるのも岡山弁の特徴」といった、ドラマ内のアクセントの特徴を指摘する声などが続々と上がった。
そのほかに出ていたのが、「みんな話し方が千鳥みあって面白い」「千鳥のノブと大悟が話してるみたいで笑ってしまう」など、岡山弁での漫才やトークが特徴的な、千鳥の大悟さん(41)とノブさん(41)を思い出した、という声だ。
そんな千鳥のしゃべり方を頭に思い浮かべつつドラマを視聴していると、第1回の終盤に、2人のしゃべり方を特に彷彿させるシーンがあった。
主人公の父・金太(甲本雅裕さん=56)と兄・橘算太(濱田岳さん=33)が、近所の荒物屋の息子として生まれた新生児を見せられた際、2人はそのあまりの愛らしさから「お~、かうぇーらしーのお!」(可愛らしいのう)と驚嘆の声を上げたが、「らしーのお!」と発音する際のラ行の、やや巻き舌がかったしゃくり上げぶりは、まさしく、千鳥の2人を連想させるにふさわしいものだった。
さらには、甲本さんが岡山県出身であることを知る視聴者からは、「やっぱり甲本雅裕のネイティブ岡山弁は一味違うわ」といった声が上がるなどしている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)