2021年10月31日投開票の衆議院選挙で、秋田犬と一緒にインタビュー取材を受けた候補者が話題になっている。
注目を集めたのは、大阪18区で当選が確定した維新・遠藤敬氏(53)。党国対委員長を務めることなどでも知られている。「池上彰の総選挙ライブ」(テレビ東京)などの選挙特番のインタビューに、秋田犬を連れて出演した。
「犬はうそをつかない。正直ですよ」
「池上彰の総選挙ライブ」では、VTRで遠藤氏へのインタビューを放送した。取材に応じた遠藤氏は秋田犬を抱きかかえながらこう語る。
「犬はうそをつかない。正直ですよ」
毎日放送(MBSテレビ)の関西ローカル報道・バラエティ番組「よんチャンTV」における選挙特番でも、秋田犬を抱えながら当確後のインタビュー中継に登場した。
こうした様子がSNS上で話題になっている。
「秋田犬が可愛すぎて話が入って来なかったw」
「昨日は選挙速報見てたはずなんだけど秋田犬の記憶しかない」
「選挙速報(当確)で秋田犬の赤ちゃん抱っこしてインタビュー答えて可愛い可愛い言われてるの大阪ならではって感じでめちゃくちゃ好き」
遠藤氏はなぜ秋田犬を連れていたのだろうか。
「みんな特使で(海外に)行ってくれるんですよ」
遠藤氏は秋田犬の保護活動に取り組む秋田犬保存会の会長を務めている。秋田犬保存会の会長としては、2012年に秋田県の佐竹敬久知事がロシアのプーチン大統領に贈った秋田犬「ゆめ」の提供を行ったほか、2018年には平昌五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手に秋田犬「マサル」の贈呈を行っている。
こうした活動を振り返り、遠藤氏は「池上彰の総選挙ライブ」のインタビューで、秋田犬について「みんな特使で(海外に)行ってくれるんですよ」と語っていた。