お笑いコンビ・爆笑問題の太田光さんは2021年10月31日にTBSの選挙特番「選挙の日2021 太田光と問う！私たちのミライ」に出演し、衆院選候補者たちとの生対談を繰り広げている。
政治家たちに次々と「太田節」をぶつけていく太田さんだったが、議論が熱くなり対談はことごとく「強制終了」。「しゃべりすぎなのかな」「ダメだな、俺向いてないな」とぼやく一幕もあった。
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太田光さん（2020年撮影）
「あいつ態度悪いね」山本太郎氏に捨て台詞
太田さんは開票直後に、神奈川13区から出馬した甘利明自民党幹事長と対談した。苦戦が伝えられていた甘利氏に対し「甘利さんお元気そうじゃないですね。何かあったんですか？」「甘利さん、これもう戦犯ですよね？もし負けたら」といきなり「太田節」を連発。さらに甘利氏の「100万円受領問題」を受けた対応が話題にのぼると、「俺なんか裏口入学で、親父が800万円払ったって疑われてるんですよ」と、自虐ネタを披露した。
続く、れいわ新選組・山本太郎代表（比例から出馬）との対談では、山本氏の「自国通貨を発行する国はデフォルト（債務不履行）しない」という主張をめぐり議論が勃発。山本氏が金本位制と管理通貨制の違いを踏まえて論拠を説明しようとすると、太田さんは「まどろっこしいからさ」と遮る。山本氏は「まどろっこしいことを説明しないと、テレビでなかなか...」と返すも、太田さんは「時間がないからさ、あんたもテレビやってたからわかるでしょ」とバッサリ。その後も2人の会話は平行線をたどり、山本氏の発言中に対談が終了してしまった。太田さんは「あぁ、時間なくなっちゃった...あいつ態度悪いね」と吐き捨てた。
続く福田達夫自民党総務会長（群馬4区）との対談でも議論が白熱し、ここでも福田氏の発言中に対談がフェードアウト。2者連続の「強制終了」に、太田さんも「あぁ、また...俺がしゃべりすぎなのかな」と自省する様子を見せた。