甘利氏「そういうことを聞く番組ですか?」
その後、甘利氏が小選挙区で敗れた場合に幹事長を辞任するかどうかについての話題に。「総裁に身を任せます。私自身の議席があるかまだ分かりませんから」とする甘利氏に、太田さんは「勝ったとしても、総裁に任せるってこと? 総裁がOKって言ったら自分からは身を引かないってことですか?」と追及する。甘利氏は「そういう状況になってですね、しっかり相談したいと思っています。そういうことを聞く番組ですか?」とやや苛立ちを見せるが、太田さんは返す刀で「そういうことを聞く番組なんですよ」と答え、2人で笑っていた。
最後に太田さんは「まあ今、相当ショックな状態になっていると思いますので、いろいろこれから考えてください」と笑うと、「ご愁傷様でした」との言葉を送った。甘利氏は「どうも」と苦笑いしながらお辞儀をし、中継を終えた。
火花を散らせた2人のやり取りは、ツイッターでも注目を集めた。太田さんの発言や態度をめぐって、「太田さんマジ最高!! 開始速攻で甘利を詰める感じは見ててスカッとする!」「TBSの選挙特番で、爆笑の太田さんが甘利氏にグイグイ言ってくれたのは良かった。ちょっとドキドキしたけど笑」「忖度しないぶっ込み発言する太田光のTBSの選挙特番は見てて面白いね!」などと評価する声もあれば、「TBSで太田光が甘利に爆笑しながらご愁傷様ですって言ったのは品がねぇなと思った」「甘利さん応援しててもしてなくても、太田光が不快すぎてビックリした。失礼にも程があるだろ」「太田光VS甘利幹事長 さすがにこれは放送事故レベルでは?」などと否定的な声もあがっている。
番組では中継を終えた直後、スタジオのアナウンサーが甘利氏について「涙目のように見えました」と述べると、太田さんは「そりゃそうですよ。かわいそうですよ、あんまり責めちゃ」とすっとぼけ。「いやいや太田さんですよ」とツッコまれていた。