甘利明氏に「戦犯」「ご愁傷様でした」 太田光のぶっこみに賛否「面白い」「失礼にも程がある」

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「あまりにもせこいじゃないかと。『あまり』だけに」

   ここで太田さんは「俺は普通の人とは違うけど」として自身の考えを述べる。「政治家は仕事さえできれば、多少金に汚くてもいいじゃないかって。俺だけの考えですよ。でも甘利さんの今回のことって、甘利さんはTPP(環太平洋パートナーシップ協定)でかなりハードな交渉をやったわけじゃないですか。お金の関税の交渉ですよね。それをやった人が、自分の事務所の金の出し入れすらできなかったって、『こんな人に経済再生なんて任せられるのか、この人仕事できないんじゃないか』って、俺はそんな気がした」と迫った。

   甘利氏は「それは私の不徳ですよね。私はTPPを命がけでやっていまして」「アメリカと交渉するって相当ストレスなんですね」と、自身の成果を振り返った。だが、太田さんはなおも「その評価はあると思うけど、そういうことをやった人が自分の事務所の金の出し入れすらできなかったのかと言ったら、『これ役人が全部用意したことをやったんじゃないの』って思われてもしょうがない気がするんだよね。そういう不信を持った人もいっぱいいる気がして、俺は甘利さんの政治家としての資質にがっかりした。受け取ったのも100万円ごときでしょ、たかが」と迫った。

   甘利氏は「これは大臣の就任祝いに来て、届出をしたんです。確認されているんです」とするも、「今までどおりの言い訳」と太田さん。そこで「太田さんだったらどうするんですか?」と逆質問されると、太田さんは「俺なんか裏口入学で、親父が800万円払ったって疑われてるんですよ」と、日本大学芸術学部への裏口入学報道について自ら切り出した。

   甘利氏は「どう晴らします?」とさらに聞いた。太田さんは「30年前の話ですよ。それで800万円だけど、100万ごときで疑われているスケールって、その規模感って、日本経済を何とかしようって仕事ができるんですか、そんな人に。俺は普通の人の意見と違いますよ。あまりにもせこいじゃないかと。『あまり』だけに」と甘利氏の話に戻していた。

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