俳優の清野菜名さんと坂口健太郎さんが出演するドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS系)の第2話が2021年10月26日に放送され、冒頭のあるシーンをめぐり、視聴者の間で意見が割れている。
自分のミスを「らしく」尻ぬぐいした明葉
漫画家・有生青春さんによる同名マンガが原作。27歳のデザイナーで「生涯独身上等、おひとり様最高」というヒロイン・大加戸明葉(清野さん)と、30歳サラリーマンで既婚者の肩書きを手に入れたい百瀬柊(坂口さん)が偽装結婚をすることから始まるラブコメディーとなっている。
※以下、ネタバレを含みます。
偽装結婚から2週間が経ち、共同生活にも慣れてきた明葉。百瀬が無理やりにでも結婚したい理由が、「不毛な恋の隠れみの」にしたいからと知るも、相手は誰だかわからずにいた。百瀬の好きな人について考えを巡らせながら、明葉は朝食のパンにバターを塗って食べる。
そんな中、明葉は百瀬の兄夫婦が営んでいる弁当屋の手伝いをすることに。しかし、誤って大量の合いびき肉を仕入れてしまい、迷惑をかけてしまう。百瀬から「あなたを選んだ僕がバカでした」と心無い言葉をかけられる。
だが、兄夫婦は「モモズバーガー」と銘打ったひき肉消費メニューを限定で用意することを決意。明葉は、デザイナーの自分にも何かできることはないかと模索し、モモズバーガーのビラを作成する。発売日、街頭でビラ配りをしていると、そこに百瀬が偶然通りかかり、懸命な明葉の姿に感動。自身もビラ配りに加わって「あなたで良かったです」と感謝を述べるのだった。
バターナイフ「そのまま戻すの怖すぎる」「批判くらってて反省中」
話題になったのは冒頭の、明葉がパンにバターを塗るシーン。塗った後、パンくずが大量についたバターナイフをそのままバターの上に乗せたが、それを見た百瀬はとがめるようなまなざしを向ける。すると、その目線に気が付いた明葉は、再び冷蔵庫を開けて...という、大雑把な性格の明葉と、几帳面な百瀬の対比が描かれた一幕だ。
インターネット上では、この一見ささいな描写をめぐり「バター塗ってそのまま戻すの怖すぎる」「思わず『うわっ!最悪!』と声出してしまう我が家」「バターの表面ゲジゲジにされるのも、パンくず付いたバターナイフ戻されるのもぜっっだたいやだ」など百瀬派の声があがる一方で、「知らなかった... 収納しとく凹みがあるからそのままにしてた...」「そのまま戻しちゃう人なんだけどすんげー批判くらってて反省中」など明葉派であるとする声もあがっている。