FA戦線「好投手」の気になる動向 中日・又吉克樹は争奪戦必至?注目選手をピックアップ

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野手では梅野、宮崎、堂林が注目

   独立リーグ出身の又吉は13年ドラフトで中日から2位指名され入団。ルーキーイヤーの14年に67試合に登板し9勝1敗2セーブ24ホールドの好成績を残し、3年連続で60試合以上に登板した。19年、20年シーズンは26試合での登板に留まったが、今季はチーム最多の66試合に登板し、3勝2敗8セーブ33ホールド、防御率1.28をマークした。

   また、又吉は移籍に伴う金銭、人的補償などが発生しない「Cランク」と見られ、FA宣言をした場合、複数の球団による争奪戦が繰り広げられる可能性がある。

   DeNAは長年にわたりチームの守護神として活躍した山崎康晃投手(29)がFA権を取得。山崎は昨季、不振に陥り守護神の座を三嶋一輝投手(31)に明け渡した。今季はセットアッパーとしてマウンドに上がり、9月中旬にクローザーに復帰。3勝2敗1セーブ27ホールドの成績を残した。

   野手で注目されるのは、阪神・梅野隆太郎捕手(30)、広島・堂林翔太内野手(30)の2選手だ。

   3年連続でゴールデングラブ賞を受賞した梅野は、今季正捕手として130試合に出場し今夏の東京五輪では日本の金メダルに貢献した。昨季躍進した堂林は10月28日にFA権を取得した。また、FA権を取得していたDeNA宮崎敏郎内野手(32)は21年10月29日に権利を行使せずにチームに残留することを表明した。

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