「サステナブルな社会の実現を目指しています」
今回のイベントは一般ユーザーのツイートをきっかけに10月24日ごろから注目を集め、ツイッターでは「ゲーム感覚で取り組めるのが面白そう!」「この発想は天才すぎる」といった声があがっている。
ネット上の反響を受けて27日、取材に応じたWEF代表の森山大器氏は「仕掛けがよく考えられている、というコメントも数多くいただき嬉しく思います」と喜びを表し、次のように所感を述べた。
「とはいえ、ここまで反響が広がった背景には、このような社会課題に関心が高い人が多い、ということがあるように感じています。
8月に渋谷区でイベントを行った際にも、参加理由として最も多かったのは『賞金・賞品が欲しかったから』ではなく、『インフラの課題解決につながるというコンセプトに興味を持った・共感したから』という回答結果でした。
コロナの影響で行動範囲が狭まり社会との接点が少なくなる中で、社会のためになる活動をしたい、という方も増えているのではないでしょうか」
今後の展開については、前出のPR事務局担当者が下記のとおり答えている。
「地方のインフラ・クライシスにも手を差し伸べるべく、集まった画像を機械学習することでどこにあるマンホールの劣化が特に進みやすいのかを予測できるモデルを作る予定です。
また、現在はマンホールに注力していますが、今後その他のインフラも同様に民主化し、『自分たちの地域のインフラを自分たちの手で維持していく』というサステナブルな社会の実現を目指しています」