小泉進次郎氏にアクシデント 「ビニール袋減らせよ」動画配信者が突撃、電車内まで追い回す

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   小泉進次郎前環境相が衆院選真っ只中の2021年10月26日、アクシデントに見舞われた。

   動画配信者から街中で意図しない接触があり、レジ袋有料化をめぐり追及を受けた。

  • 小泉進次郎氏(2017年撮影)
    小泉進次郎氏(2017年撮影)
  • 小泉進次郎氏(2017年撮影)

「もう環境大臣じゃないから無理ってこと?」

   小泉氏はこの日、JR武蔵浦和駅前(さいたま市)で自民前職の田中良生氏の応援演説に駆け付けた。その模様をある動画配信者がインターネットでライブ配信し、小泉氏との接触を図った。

   演説後に移動する小泉氏に対し、20年7月に始まったプラスチックごみ削減のためのレジ袋有料化を念頭に「ビニール袋減らせよ」「話聞いてくれよ」などと声をかけ、追走を始めた。

   駅構内まで追いかけ、ホームで電車を待つ小泉氏にビニール袋を手渡そうとする場面もあった。小泉氏に帯同するスタッフから制止され、「もう環境大臣じゃないから無理ってこと?」などと執拗に要求すると、最終的に小泉氏は受け取った。

   配信者は続けざまに「なんで(レジ袋を)100円で売らなかったんですか、僕でも買えちゃいますよ3円、4円じゃ。減らないじゃないですか」と説明を求めた。納得のいく答えが得られなかったのか、次の演説先の青森までついていくと宣言し、電車に同乗した。

   車内でもふたたびビニール袋を手渡し、小泉氏は「しっかり頑張ります。ありがとう」と応じた。「割りばしとスプーンの有料化はちょっと待ってください。全部有料だとレジ大変なんです」と要望すると、小泉氏は「すいません、でも世界の環境も一緒に(考えていただければ)」と理解を求め、配信者は満足したのか、隣駅で降りた。降車時にはグータッチを交わしている。

   一連の模様は動画で配信され、計2万5000人が視聴した。

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