DeNA三浦監督「粋なスピーチ」に称賛 燕ファンへの言葉に「泣きました」「ありがとう番長」

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   プロ野球DeNA・三浦大輔監督(47)の粋な「祝辞」がインターネットで称賛を集めている。

   DeNAは2021年10月26日、ホーム横浜スタジアムでの最終戦でヤクルトと対戦し1-5で敗れた。勝利したヤクルトは2位阪神の敗戦でリーグ優勝が決まり、DeNAの本拠地最終戦セレモニーに先んじて優勝セレモニーを行った。

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ツイッターでは「感謝しかない、ありがとう番長」

   試合後のグランドではヤクルトの胴上げ、高津臣吾監督(52)の挨拶、選手らの記念撮影などが約15分間にわたって行われ、DeNAのセレモニーはその後に行われた。

   セレモニーの冒頭では三浦監督がチームを代表して挨拶。その第一声がSNSで話題となった。

   三浦監督は挨拶の冒頭で「まずはヤクルトスワローズファンの皆様、優勝おめでとうございます」と、スタジアムに足を運んだヤクルトファンに向けて祝福のコメントを送った。

   ホーム最終戦で優勝の胴上げを目の当たりにしながらも、敵軍ファンを気遣う姿勢にツイッターでは「三浦監督の第一声には泣きました」「敵軍に祝辞を述べることのできる新人監督三浦大輔番長のカッコよさ」「感謝しかない、ありがとう番長」「気遣い出来る男って感じでカッコ良かった」などの声が上がった。

三浦監督「今、胴上げを見て悔しい思いでいっぱいです」

   DeNAは今季、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり外国人選手が開幕までにひとりも来日出来なかった。開幕に合わせて外国人選手がチームに合流していた球団もある中で、戦力が欠けたDeNAはスタートでつまずき、最後まで浮上することが出来なかった。

   今季は1試合を残して最下位が確定。三浦監督は挨拶の中で「DeNAベイスターズファンの皆様、コロナ下で制限があるなか今年も熱い熱いご声援まことにありがとうございました。皆様の期待に応えられず誠に申し訳ございませんでした」とファンに謝罪した。

   そしてこの日ホームで味わった屈辱に本音を吐露。「今、胴上げを見て悔しい思いでいっぱいです。選手たちも同じ気持ちだと思います」と無念さを滲ませた。

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