日本ホビーショー、存続危機でクラファン開始へ 目標300万円...2年連続中止で「出展料」期待薄

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日本ホビー協会が存在できなくなる可能性もある

   こうした状況を受けて、日本ホビー協会はクラウドファンディングを実施することにした。

「イベントを支えているのは、出展者様の出展料のウェイトが大きいのですが、来年はそこを厳しくみないといけない。一方、イベント開催に対する期待は、出展者にも一般のお客様にもあることがわかっています。
そこで、出展・来場という共にイベントを形成してきた関わり方以外の方法として、イベントを成立させるためにも、クラウドファンディングという方法でご支援を求めようということになりました」

   目標額は第1ステップとして300万円。集まった支援は、「2022日本ホビーショー」の会場環境整備費や会場環境運営人権費、展示作業費などに使われる。またリターングッズとしては、金額ごとにオリジナルステッカーやトートバッグなども用意している。

   日本ホビー協会は最後に、イベントの存続のためこう訴えた。

「次回の日本ホビーショーを成功させることができなかった場合は、当協会が存在できなくなる可能性が高まります。
もしそうなってしまった場合、それは、ご活用いただいた日本ホビーショーを失うことであって、イベントで得られるはずの『楽しみや喜び』、『人との出会いや絆』、『気づくこと、発見』、『達成感や向上心』という、いちばん大切にしたいことを一堂に会して確認し合う、そのチャンスを失うことでもあります」

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)

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