JR東日本東京工事事務所は2021年10月25日、週末の23~24日に渋谷駅で行われた山手線線路切換工事の様子をツイッター上で紹介した。
たった2日の運休で渋谷駅山手線内回りホームを拡張したことについて、SNS上では「日本のインフラ、半端ねぇ...」「これを2日でやるって凄いなぁ..」などと驚きの声が寄せられている。
JR東日本発足後過去最長の52時間運転見合わせ
渋谷駅では2015年から、段階的に改良工事が行われている。今回は山手線内回りホームを拡幅するために線路切換工事が実施された。
JR東日本東京工事事務所は25日、「渋谷駅山手線内回りホームを作っていく様子です!」と駅のホームを徐々に広げていく様子を動画や写真で紹介した。
動画に映された作業では、大きな重機は用いず、コンパクトなクレーン数台が資材を運ぶほかは、多くのスタッフの手で工事を進めていた。
こうした様子にSNS上では「結局最後は人力!」「すごい人数」と非常に大きな反響があった。動画を紹介するツイートは26日13時現在までに約1万リツイート、2.6万「いいね」が寄せられている。中には「こういう動画好きです。もっと見たいです。(笑)」という声もあった。
今回の工事の影響で、山手線内回りの池袋、渋谷、大崎間のすべての列車が、22日の終電後から25日の始発までの約52時間、運休となった。路切換工事に伴う山手線の運転見合わせとしてはJR東日本発足後過去最長だという。
短期間で渋谷駅のホームが拡張したことに、SNS上では驚きの声やスタッフをねぎらう声が多数あがった。
「すごいよね。ひとりひとりに完璧な役割とタイムスケジュールがある。マネジメントしてる人も、役割を遂行してる人も、ひたすらにリスペクト。まるで映画のよう」
「たった2日で完璧なお仕事、お疲れ様でした!おかげで快適に利用できます。ありがとうございます」
JRは今後、山手線外回りについても同様の工事を計画している。
渋谷駅山手線内回りホームを作っていく様子です! pic.twitter.com/BErBkiPAna
— JR東日本 東京工事事務所(公式) (@JREast_Tokosho) October 25, 2021