プロ野球・阪神タイガースファンのグラビアアイドル・優木紗里さんが2021年10月24日にツイッターへ投稿した内容が、他球団選手へのリスペクトに欠けるとして批判を招いている。
「大竹の胴上げとかまじでどうでもいい」
優木さんは、ツイッターの自己紹介欄に「虎吉が本業で副業がグラビアアイドル 現地観戦年間40-50試合 阪神タイガースファン歴18年目」と書いてあるなど、筋金入りの阪神ファンのようだ。
阪神とヤクルトが首位を争っている中、24日の昼に行われた試合で、阪神は沈黙が続いていたルーキー・佐藤輝明選手に待望の3ランホームランが飛び出すなどして7対2で広島に快勝。同日のナイター戦でヤクルトが巨人に負ければ阪神の優勝がさらに近づくことから、阪神ファンが巨人の勝利を祈るという珍現象が起こっていた。
阪神ファンの優木さんも、これを知って神宮球場に訪れた様子だ。
「巨人応援しに神宮来ました 最後まで諦めないよ!!!」
「当たり前だけど人生で初めて現地で読売応援してます。猛虎魂捧げて来てるんだから本当に勝って貰わないと困ります」
などとして、この日限りで巨人を応援しているとつぶやいていた。
しかし、4回裏に6点を先制された巨人は、廣岡大志選手の3ランホームランなどでなんとか食らいついたものの敗戦。試合は6対4でヤクルトの勝利に終わった。
24日は今季限りでの引退を表明している巨人のベテラン・大竹寛投手(38)のラスト登板があったことから、敵地ではありながらも試合後に大竹投手の胴上げが行なわれた。
優木さんは大竹投手の胴上げの様子を映した動画を添えて、ツイッターで悔しい心境を吐露した。
「大竹の胴上げとかまじでどうでもいいから勝って欲しかった...」
このツイートには、プロとして戦ってきた選手へのリスペクトに欠けるとして多くの批判のコメントが寄せられた。巨人ファンだけでなく、多くのプロ野球ファンから不快感を覚えたとの声が目立つ。
「プロで頑張ってきた投手に本当に失礼だと思いました」
「阪神が優勝してほしい気持ちはわかるけどプロ野球の厳しい世界でやり遂げて頑張った選手にどうでもいいは言わないでほしいかな」
「どうでもいいはないだろ、プロ野球の厳しさご存知でない?」