年号キャラ「令和ちゃん」なぜ流行? SNSに「擬人化カルチャー」が定着した3つの背景

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なんでも擬人化するTwitterユーザー

   Twitterでは令和ちゃんのように、さまざまなモノや現象を人のように「◯◯くん」「◯◯ちゃん」と呼ぶ傾向があります。

   ウェブサービスであるTwitter自体も「Twitterくん」と呼ばれ、友達に伝えるようなカジュアルな言い回しで改善してほしい点をツイートしたものが大きく拡散したこともありました。

   なお、日本人は昔から「未知なるモノ」に対する恐怖を緩和するため、その対象に親しみを覚えやすい名前をつけてきたそうです。妖怪などがいい例ですね。現在では「くん」や「ちゃん」を付けることは親しみを覚えようとする以外に、対象への共通認識を深める役割があると考えられます。

<ツイッターくんに伝えたい、1億倍くらい喜ぶ本当にほしい機能たち「モーメントを元に戻してツイートを時系列順に戻して広告を消せる機能を有料化して...」 - Togetter>

<日本人は昔から未知の恐怖に名前を付け形を与え、妖怪という存在に落とし込んできた。つまり「気温調節できない令和ちゃん」は... - Togetter>

   これまで考察してきたように、Twitterで「令和ちゃん」のような擬人化文化がよく盛り上がる理由は、次の3つが挙げられます。

・対象への共通イメージが持ちやすい
・昔から未知の対象に呼び名を与え、恐怖を和らげてきた習慣があるから
・擬人化することでポジティブに捉えられる

   次は何が擬人化されて人気者になるのか楽しみですね。以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド出張版」でした。次回もお楽しみに。

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