年号キャラ「令和ちゃん」なぜ流行? SNSに「擬人化カルチャー」が定着した3つの背景

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   ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているスタッフがTwitterで注目された話題を厳選し、考察するコラムの第24回です。今回は「Twitterの擬人化カルチャー」について掘り下げます。

【Togetter社が解説する「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」<出張版>】

   先日、とつぜん気温が下がったタイミングでTwitterのトレンドに「令和ちゃん」というワードが登場。この令和ちゃんとは、元号の「令和」を擬人化したキャラクターです。ではなぜ、気温の変化で話題になったのでしょうか。

<この令和ちゃん、使ってる切り替えスイッチが前任者たちと違う説→入社3年目か3歳児かで見る目が変わる「"秋"の引き継ぎ受けてない」 - Togetter>

  • 令和ちゃんから見る「擬人化カルチャー」(編集部撮影)
    令和ちゃんから見る「擬人化カルチャー」(編集部撮影)
  • 「令和ちゃん」でグーグル画像検索した結果(編集部でぼかし加工)
    「令和ちゃん」でグーグル画像検索した結果(編集部でぼかし加工)
  • 令和ちゃんから見る「擬人化カルチャー」(編集部撮影)
  • 「令和ちゃん」でグーグル画像検索した結果(編集部でぼかし加工)

令和ちゃんの誕生と成長

   令和ちゃん誕生のきっかけはもちろん、2019年4月1日に新元号として「令和」が発表されたことです。Twitterでは思い思いのビジュアルや設定で令和を擬人化したイラストが数多く投稿されていましたが、人々が実際に令和を体感していくなかで、少しずつ「令和ちゃん」の共通イメージができあがっていきます。

   令和ちゃんのイメージが集約されていく最初のきっかけは、新元号となった同年5月1日直後の、真夏並みの暑さ。気温の調節の加減がわからないのではないかとして、令和ちゃんは「ドジっ子」「不器用」というイメージが広がっていきました。

< 『ごがつはこれくらいかな?』5月にあるまじき暑さだがふぇぇんな令和ちゃんの姿を想像するとすべて許せる→無事トレンド入りへ「なんだよこの国」 - Togetter>

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