自衛隊「マタニティ制服」に注目 女性隊員の活躍支援で25年前に導入...こだわりは?広報に聞いた

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3年前にリニューアルしたばかり

   広報によると、マタニティ服は妊娠時に制服の代替とするもので、「妊婦服」という名前で陸海空それぞれが規定。陸上自衛隊では1996年から導入されている。

   話題となったツイートでは「これからは新制服に変わるので、今しか見られない現制服のマタニティ服です」とも伝えていた。紹介された「現制服」は96年導入のものだが、広報によれば、新しいマタニティ服も2018年に導入済み。順次支給が進んでいるという。

   新しいマタニティ服の制作でこだわった点を聞くと、隊員の要望をできるだけ反映するため、試作品を作成してアンケートを実施した、と説明。その結果を踏まえて、「体型を選ばずシンプルで洗練された印象を与える『Aライン』(編注:裾広がりのシルエット)」の採用や、腹部の調整ベルトの改良、また「前開き部分をボタンからファスナーへ変更」といった要素を取り入れた。

   マタニティ服のほかにも、防衛相では全職員の仕事と育児・介護の両立を目指す各種制度が設けられており、公式サイトに掲載されている「防衛省職員のための両立支援ハンドブック」でその詳細を見ることができる。

   なお、今回の投稿で注目を集めた第13旅団公式ツイッターの活動に関して、広報は「自衛隊の隠れた魅力を発信して、一人でも多くの方に自衛隊・第13旅団のファンになっていただけるよう頑張っていきます」と意気込みを伝えていた。

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