「これ、B面だったんだよ」
さらに、澤口アナが件の「SWEET MEMORIES」の話を始めた際にも、宮根さんの抜け目のなさすぎるトークが光った。澤口アナが同曲の良さを力説し終わると、宮根さんはさりげなくもう一度「これ、B面だったんだよ」と、発売当時(1983年)のエピソードを差し挟んできた。これに対して澤口アナは、「ちょいちょい入れてくるのやめてもらっていいですか?」と笑顔で返しはしたものの、宮根さんからの不意打ちに驚いてしまった様子だった。
これらのやりとりが一段落するや、宮根さんは「ダメですか? 僕(の態度)は?」と質問。すると、松田さんは一瞬の間を置いたあと、笑顔で「若干」とだけ回答した。これに対してはスタジオ内が大きな笑いに包まれた。
VTRの最後はインタビューが終わった直後のスタジオを映したものだったが、澤口アナは人目をはばからず感動の涙。だがVTRが終わり、生放送のスタジオに戻ると、ここでも宮根さんは「これ、引いたんですよ」と澤口アナをイジる。「我々世代のアイコンですよ、松田聖子さんは。それを若い人に安易に語ってほしくない気持ち、分かるでしょ!」とインタビュー中の勢いそのままで当日のゲストに話を振っていた。
一連の光景に対しては「MC宮根さんのオタ炸裂」と楽しんだという声がツイッターにあがる一方、「宮根誠司も失礼なヤツだね。憧れなら良いじゃないか?」「ファン歴何十年もちゃうねんぞと対抗心を燃やす宮根誠司......宮根、同好の士としてもっと優しくしたれよ」といったツッコミもあった。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)