岸田首相に「ラブレター」渡そうとするも...
3月には政治団体「ジャックケイパーによる若者の未来の為の党」を設立。その後団体名を「ブラック校則をぶっ壊す党」に変更し、今回の衆院選ではN党から出馬した。
広島3区からの出馬理由について、8月19日に広島県庁で行われた会見では「広島3区は色々と問題が起こった地域。(有権者は)新しく出てきた人はどういう人なんだろう、と(話を)聞いてくれると思っている。そういう方々に自分の言うことを聞いてほしい」と話した。
29歳の矢島氏が訴えているのは、若者の政治参加だ。10月19日の第一声では「現在、国会の中は腐りきっていると、たくさんの方に言われます。そんな国政を変えるには、若い力が必要。若い人の声をどんどん国会に流していって、新しい日本を作っていきたい」と意気込んだ。
また、所属する政治団体名にもある通り、「ブラック校則」の解消にも意欲を示している。
「学校の中でよくわからない校則、『これは教育にいらないんじゃないか』という校則、あると思います。ニュースでもありました。女の子の下着の色をチェックする男性教員、マジであり得ないと思いますよね。そういった校則が全国津々浦々にあるわけです。(中略)国政のしっかりとした力を使って、校則にかかわるところを変えていきたいと思います」(19日の第一声より)
一方で、選挙活動とは無関係にも思えるパフォーマンスも。20日には広島市内に遊説中だった岸田首相に「ラブレター」を手渡そうと画策。「ブラック校則をぶっ壊す党」のYouTubeチャンネルが21日に投稿した動画によると、矢島氏は岸田首相と「グータッチ」はできたものの、ラブレターを渡すことは叶わなかったようだ。