「暴力的な言動には、クレーマーとしてキツく対応する」
それによると、犬を連れた男性は、店がオープンした後の11時ごろに店に来て、計10分ほど店主とやり取りがあった。トラブルを防ぐための2重の対策として、商品の注文書にもペット同伴禁止の表示を追加していたが、男性はそれを見逃して店の説明にも激高したという。店主が110番通報し、警察が駆け付けた。店主は、交番にも出向いたが、被害届を出すまでにはいかなかったという。
テレビで映像が流れた後、ネット上では、「迷惑行為に対する毅然とした対応、素晴らしい」とその対応を賞賛する声が相次いだ。
その一方で、店主によると、「テイクアウトの店なのにペット禁止はありえない」といった意見も一部で見られたという。
これに対し、店主は、行列の中で犬から小便を足にかけられかけたと客から指摘されたこともあったと説明した。隣の店にも、同様の迷惑をかける恐れがあり、「トラブル回避の為には適切なルール設定だと思っております」と理解を求めている。
また、店主の対応がぶっきらぼうだとの声もあったというが、この点については次のように反論した。
「テイクアウトの店ですから、知らずにペット同伴でくる事もあり、そのお客様の事を悪いとは思ってません。表示も見逃してしまう事も、もちろんありえます。しかし、お店の『スイマセン...』の前置きからの説明に対して即ギレするところからは話が別です。その後の暴力的な言動に、隙を見せると付け込まれるのでこちらもクレーマーとして、そこからはキツく対応していきます」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)