プロ野球広島の守護神・栗林良吏投手(25)の「連投解禁」報道にカープファンから不安の声が上がっている。
広島は20日時点でリーグ3位の巨人を3.5ゲーム差で追いかけ、逆転でクライマックスシリーズ(CS)進出を狙っている。
栗林はチームのために連投覚悟
21日からは神宮球場で首位ヤクルトと2連戦、23日からは2位阪神とマツダスタジアムで2連戦を控えており、リーグ上位チームとの4連戦となる。
デイリースポーツ(WEB版)は2021年10月21日配信の記事で、広島・佐々岡真司監督(54)が栗林の4連投解禁に言及と伝えた。スポーツニッポン(WEB)も同日配信の記事で佐々岡監督が栗林の「3連投」を解禁することを明かしたと報じた。
CS進出を争っている巨人が20日のDeNA戦で勝利したため、広島は残り6試合をひとつも落とせない状況で、指揮官はCS進出へ向けて最善の手段を選択するようだ。報道によれば、栗林本人はチームに貢献したいとして連投の覚悟は出来ているという。
ツイッターでは「絶対に無理をさせるな」
栗林は今季51試合に登板し35セーブをマークし、防御率0.72の数字を残している。開幕からフル回転している栗林は今夏の東京五輪で日本代表として出場。日本の金メダル獲得に貢献する一方で十分な休養期間がないまま後半戦に入った。10月16日の巨人戦では、左肩付近の違和感を訴える場面もあった。
スポーツ紙の「連投解禁」報道にツイッターではカープファンから「勤続疲労で来季に悪影響が...」「栗林が壊れてしまう」「過保護は良くないが絶対に無理はさせないでほしい」など不安の声が上がり、「栗林を起用しない展開を望みます」と願う声も見られた。
また、球界OBからも栗林の状態を不安視する声が上がっている。
日本球界を代表する守護神、藤川球児氏(41)と佐々木主浩氏(53)が10月2日に配信されたユーチューブチャンネル「藤川球児の真向勝負」で対談し、栗林について言及している。
番組では2人が注目しているクローザーとして栗林を取り上げ、佐々木氏は「(栗林の)体が心配。1年目からあれだけ投げて」と気遣い、「オリンピックの期間休めたらだいぶ楽だったと思う」と指摘。藤川氏は「無理をさせてほしくない」などと語った。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 8, 2021
神様仏様
栗林様??????
\#栗林良吏 まさに救世主??????
1アウト満塁の大ピンチに緊急登板、完璧にしのいでみせた??
?#プロ野球 (2021/5/8)
??中日×広島
??#DAZN でライブ中??https://t.co/pFN56nXoOl#carp #広島東洋カープ #NPB pic.twitter.com/Ai7JQp1k1i