巨人10連敗脱出も駆け引きなし、覇気なし... OB苦言「この1勝で何かが変わるかな?」

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   プロ野球巨人の元監督で野球解説者の堀内恒夫氏(73)が2021年10月20日にブログを更新し、巨人のチーム状態に苦言を呈した。

   巨人は20日に横浜スタジアムでDeNAと対戦し3-2で勝利した。チームは連敗(2引き分け挟む)を10でストップし、クライマックスシリーズ(CS)進出へ大きく前進した。

  • 原辰徳監督(14年撮影)
    原辰徳監督(14年撮影)
  • 原辰徳監督(14年撮影)

堀内氏「駆け引きなんかの面白味もない」

   堀内氏は「連敗が止まった」との見出しで試合を振り返り、「連敗が止まった。それも大事なことだが申し訳ないけどただそれだけのように思えた」と率直な感想を記した。

   そして選手個々に関して「本人たちは、その場その場で一生懸命やっているに違いない」とした上で「ただ、試合全体をみると...ホームランで決まった試合。駆け引きなんかの面白味もないし一番気になるのは選手の覇気が感じられないということ」と苦言を呈した。

   試合はDeNAが初回に連続タイムリーで2点を先制。巨人は2点ビハインドの2回、1塁に岡本和真(25)を置き5番ウィーラー(34)がレフトスタンドに同点弾を叩き込んだ。

堀内氏「この1勝で何かが変わるかな?」

   2-2の同点で迎えた7回には3番・丸佳浩(32)の今季21号となるソロ本塁打が飛び出し逆転。これが決勝点となり連敗を止めた。

   リーグ3位の巨人は4位広島とCS進出をかけて争っており、この日の勝利でCS進出の可能性が高まった。残り2試合の巨人は23日から首位ヤクルトと2連戦を控えており、2試合のうち1勝すればCS進出が決まる。

   ペナントレースの最終局面を迎えチーム状態を不安視する堀内氏はブログの最後で「この1勝で何かが変わるかな?」と問いかけた。

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