昆虫観察動画で人気を集めるYouTuberが、カマキリを温泉旅館の露天風呂に浸し、その体内に寄生していたハリガネムシを湯舟の中に出すという実験を行って動画投稿していたとして、批判が相次いだ。
ハリガネムシが露天風呂の中に...
騒動となっているのは、チャンネル登録者数112万人を抱える、昆虫と魚釣りの動画を投稿するYouTuber「おーちゃん」。問題となったのは、10月15日に投稿された「寄生されたカマキリを温泉に入れると...」と題した動画だった。18日までに削除されている。
インターネット上の指摘によれば、動画では宿主のカマキリを操り河川や沼などへ入水させ、そのお尻から姿を現す細長い糸状の寄生虫・ハリガネムシが、温泉のお湯につけても同様の動きを見せるのか実験した。おーちゃんはハリガネムシに寄生されたカマキリ数匹を、温泉旅館の客室にある露天風呂に入れ、ハリガネムシが姿を現す様子を撮影。お湯を張った温泉桶に複数のハリガネムシを投入した画像も、ツイッターに出回っている。
動画には批判が殺到。おーちゃんは15日、ツイッターで「カマキリを客室の露天風呂に入れるのって非常識なんか?? 何となく不快だというなら、人間のほうがよっぽど不快やぞ...汗とか垢とか混ざって実際に汚いし 露天風呂は普通に虫が溺れてるから、虫が浸かった風呂に入りたくない人は、露天風呂なんか入っちゃいけない」と反論したが、この投稿も批判を招き、削除されている。
おーちゃんは16日には「今の社会通念上、虫はおじさんよりもキモくて汚い存在なようなので、若い美女くらい喜ばれるポジションに押し上げていきます」とツイートしている。