俳優の窪田正孝さんが主演を務めるドラマ「ラジエーションハウスII ~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)。2021年10月18日放送の第3話では、浜野謙太さん演じる非モテキャラの男性と、「失顔症」を患う女性のロマンスが描かれ、その切ない結末が反響を呼んでいる。
非モテ男・軒下に、念願の春が訪れる
原作は、作・横幕智裕さん、画・モリタイシさんの同名マンガ。2019年4月期に同じ枠で放送されたドラマの続編で、医療現場の「縁の下のヒーロー」とも称され、レントゲンやCTで見えない病を見つけ出す診療放射線技師たちの活躍を描く。
※以下、一部ネタバレを含みます※
主人公・五十嵐唯織(窪田さん)の同僚・軒下吾郎(浜野謙太さん)がマッチングアプリで出会った女性からデートをドタキャンされてしまう。
翌日、ある患者の付き添いで病院を訪れた女性が、軒下に「のきっちさんですか?」と声をかけてきた。この女性こそ、軒下がデートするはずだった宮本すみれ(堀田真由さん)だった。すみれは、「埋め合わせがしたい」と言って軒下を誘い、
「素敵な旦那さんと結婚することが夢です」
と告白。軒下はすっかりご機嫌になり、楽しいひとときを過ごす。
すみれを思い、軒下がした決意とは
そんなある日、軒下は、すみれが人の顔を判別できていない「失顔症」である疑いを持つ。自身の容姿にコンプレックスを抱く軒下は、治療すれば嫌われるかもしれないと葛藤するが、彼女のためを思い検査を提案する。
検査の結果、脳の良性の腫瘍が見つかり、すぐさま手術が行われる。人の顔を判別できるようになったすみれ。しかし、軒下はすみれの前で別人のフリをし、本当の夢を叶えてほしいと伝える。
実は、軒下は彼女が持っていた手帳などから、教師に戻りたいという本当の想いに気が付いていたのだ。こうした後押しもあり、すみれは小学校教師に戻ることを決意するのだった。
すみれの夢を応援するため、身を引いた軒下。視聴者からは
「ラジエーションハウスでわんわん泣いた」
「普通にぼろぼろ泣いた のきっちさんカッコよかったぞ すみれさんはきっといい先生になるだろうな」
「堀田真由が可愛すぎたし、軒下良い奴過ぎたし 普通にいい話だったし、全俺が泣いた」「軒下さん男前すぎて大泣きした」
「感動して泣いちゃったよ...。軒下くん、最高にかっこよかったぞ! また出会いはあるさ」
などと感動が広がっている。