電気自動車メーカーのテスラ・モーターズや宇宙開発企業のスペースXのCEOを務めるイーロン・マスク氏が、好きなアニメもしくは見るべきアニメ7作品を、ツイッター上で紹介した。
このラインナップが日本のユーザーの間でも大きな注目を集め、「ガチのアニオタ」などと話題になっている。
「デスノート、エヴァンゲリオン...」
事の発端は、2021年10月14日のマスク氏のツイートだった。
「原神(Genshin Impact)が待ちきれない」
原神とは、中国発のオープンワールドRPGゲーム。日本でも多くのプレイヤーに親しまれており、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が開催する「日本ゲーム大賞2021」では優秀賞を受賞している。
このようにゲームに興奮するマスク氏に、あるユーザーがリプライ欄でこう尋ねた。
「何かアニメを見ようと思うのですが、見るべきアニメ、もしくはあなたのお気に入りのアニメをいくつかお勧めしてもらえますか?」
すると、マスク氏は7つの作品をピックアップした。
「デスノート、エヴァンゲリオン、攻殻機動隊、千と千尋の神隠し、もののけ姫、鋼の錬金術師、君の名は。」
このやりとりが、SNS上のゲーム・アニメファンの間で大きな注目を集めている。
「ホンマに社長なんか...?日本人ちゃう?」
マスク氏が一押しのアニメを紹介した投稿は18日17時現在までに、約2万リツイート、8万「いいね」を超える大きな反響が寄せられた。中には日本語のユーザーも含まれており、驚く声が後を絶たない。
「イーロンマスクガチのアニオタやん笑」
「このチョイスのバランスが絶妙すぎる」
「ホンマに社長なんか...?日本人ちゃう?」
さらには「イーロンマスクと語り合いてえ...」「俺イーロン・マスクと趣味が合いそうw」などと親近感覚えるユーザーも見られた。
マスク氏は2018年にも、アニメ「君の名は。」が好きだと公言しているほか、「エヴァンゲリオン」シリーズや、「もののけ姫」を見ていることも示唆している。さらに21年1月にはゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」キャラクター・輿水幸子の画像をツイートしたことでも大きな注目を集めていた。