タレントの梅宮アンナさんが2021年10月18日、19年に亡くなった父・梅宮辰夫さんが写った看板写真が「黒塗り」されていたとして、自身のインスタグラムで約1000文字にわたり悲痛な叫びをあげている。
「余りにも残酷で、余りにも酷い行為」
この日、梅宮さんが「今日は、余りにも、悲しい出来事をお話しです」(原文ママ)と投稿したのは、「東京都世田谷区内、環八通りに面するビル」を撮影したという写真。左側には「美術品 鑑定 買取」そして会社名が書かれた看板が掲げられており、右側に写る人物の顔部分が黒塗りで隠されている。
梅宮さんは「余りにも残酷で、余りにも酷い行為に。。。涙が出て。。。悲しくて。。」とつづりながら「顔だけ黒く塗られたのは父です」と報告した。投稿によると、辰夫さんと看板の会社の契約は2020年に終了しており、辰夫さんが他界したことで渋谷区・港区・首都高沿いにあった同様の看板は取り下げられているという。一方、投稿写真のものだけは残っていたことも説明した。
続いて「私自身がずっと思っていた事がありました。個人的には、写真を見るたび、心は、ほっこりもしますが。。この世に存在しない人は、どうなのかな?と。この様な使い方は、ちょっと。。と。やはり、モノには、限度がありますし」と心境を述べた梅宮さん。
辰夫さんが所属していた事務所の社長から連絡があり、看板の会社がいまだにチラシやウェブ、看板などで辰夫さんの写真を使用し続けていると、投稿の前週に報告を受けたとも告白している。