フリーアナウンサーの徳光和夫氏(80)が2021年10月16日、パーソナリティーを務める「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(ニッポン放送)に出演し、巨人・中田翔内野手(32)の起用法に疑問を呈した。
徳光氏「三振にも美学があって...」
番組では冒頭でプロ野球の話題を取り上げ、徳光氏は連敗中の巨人のクライマックスシリーズ(CS)進出について「クライマックスシリーズ、ジャイアンツが危なくなってきたんじゃないかなと。広島が眼下に見えてきました。広島はかなりゲームが残ってるんですよ」と危機感を募らせた。
チームは5日のヤクルト戦から1分けを挟んで10連敗。徳光氏はチーム低迷のひとつの要因として投打がかみ合っていないことを挙げ、「勤続疲労じゃありませんけど岡本(和真)、坂本(勇人)、丸(佳浩)みんな振りが鈍いです」と指摘した。
さらに徳光氏は12日に1軍に昇格した中田について持論を展開。これまでの中田の起用法について疑問を投げかけた。
「今一番美しい空振りは中田です。だから中田をどうしてもっと前からしっかり使わなかったのかなというふうに思えてなりません。三振にも美学があって、空振りのすごい人の三振って見たいし、相手のピッチャー怖いわけです。怖いと失投するから、ホームランになるということなんですね」