魅力度ランキングは「マッチポンプ商法」? ネットで批判も...調査会社は反論「当たり前のこと」

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群馬県への謝罪「まったく考えていません」

   群馬県などからのランキング批判については、田中社長は、こう強調した。

「謝罪などまったくすることは考えていません。必要性も感じていません。説明については、自治体から依頼や発注があれば行います。自主的に群馬県に説明に行くことは全く考えておりません」

   ブランド総合研究所のサイトを見ると、ランキングについての詳細な総合報告書を8万円ほどで販売していたり、自治体へのコンサルティングや講演、研修、セミナーなども手がけたりしている。それだけに、ネット上では、わざわざ下位まで発表することで、自治体から魅力度アップのための仕事を得るマッチポンプを狙っているのでは、との見方さえ出ていた。

   こうした見方については、次のような考えを示した。

「ランキングを分析した講演、アドバイス、コンサルティングは行っています。この結果を基に、なるべくたくさんの地域が、その魅力度を高め、観光意欲度や居住意欲度を高めるための取り組みをしていただきたいと思っており、そのためにこの調査を始めたから、当たり前のことです。ただし、我々がアドバイスしたからと言って、それが調査結果に影響することはありません。あくまで評価するのは回答者である消費者です。こちらのアドバイスを受けて、地域の魅力発信に活用していただき、結果的に魅力度が上昇するということにつながればうれしい限りです」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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