「まぁ、あえて言えば『逃げ恥』解散ですかね」
枝野氏は、衆院選の争点として、(1)コロナ対策(2)経済政策(3)「まっとうな政治」の問題(4)選択的夫婦別姓、の4つを列挙。5つ目として、岸田文雄首相が掲げる政策が後退していることを指摘し、
「ブレ続ける岸田総理を選ぶのか、4年前を含めて一貫している枝野を選ぶのか」
と訴えた。
衆院解散を「●●解散」と名付ける恒例の質問には、次のように応じた。
「あまりそういうところで気の利いたことを言えるタイプではないので、むしろ国対委員長(平野博文氏)などに聞いていただいた方が気の利いたことをおっしゃるんじゃないかなぁと思いますので、そっちに譲りたいかなぁ、という風に思いますが、まぁ、あえて言えば『逃げ恥』解散ですかね」
逃げるように解散するので「逃げ恥」なのか、人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)にちなむものなのか、必ずしもその意図ははっきりとしない。現場の党関係者や記者からは
「『逃げ恥』ってどういう意味なんだろう?」
といった声があがり、釈然としない様子だった。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)