「ノーマスク集団だらけ」東京地裁前が騒然 反ワクチン訴訟に「500人は集まった」の報告も

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「訴訟クラスター発生しそう」と心配の声も

   訴訟の前日10月11日には、支援者とみられる人がツイッター上で、「反ワクチン訴訟」への参加を呼びかけていた。そこでは、法廷に入れなかった群衆で裁判所を取り囲み、その光景を拡散することが大事だと強調していた。

   訴訟の主任弁護士も同日、地裁の入り口でプラカードを持ったスタッフがいるので集まってほしいとSNS上に書き込んでいた。訴訟当日について、この弁護士は、SNSで多くの人が呼びかけたおかげで、地裁は大変な人でごった返しており、少なくとも500人は集まったと報告した。これに対し、傍聴席は26人分しかなかったといい、地裁の認識が甘いなどと指摘している。

   投稿動画によると、12日の口頭弁論の後、弁護士は、マスクをせずに地裁近くの歩道上で支援者に事後報告を行った。ワクチンに反対して徹底的に戦っていくと宣言すると、「そうだ」「頑張れ~」と支援者から拍手が出ていた。

   ノーマスクで集まったことについて、ツイッター上などでは、支援者とみられる人たちから「マスク云々より 裁判の話ニュースにしろ」などと報道にクレームが出ていた。その一方で、感染リスクなどに配慮しないことに苦言も多く、「訴訟クラスター発生しそう」「ほんと迷惑な話だ」「打ちたくなければ打たなきゃ良い」といった声も相次いでいる。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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