「お父さんの夢、叶えてあげられない」の重み
しかし、放置をすれば脳に負担がかかり続けてしまう。その後、技師たちの度重なる説得によって一郎は改心する。検査結果と手術の件を走太に伝えると、走太は「僕はてんかんを治したい」と涙声で告白する。
「ごめんね、お父さん。お父さんの夢、叶えてあげられないから...」と謝ると、一郎も「ごめんな、走太。わかった、わかったから」と泣き顔でハグをし、走太の本当の気持ちを受け取るのだった。
こうした親子のすれ違いと、その修復を描いたエピソードに、視聴者からは
「親でも子供の本当の気持ちは分からない! と言う展開に親としての我身を振り返ってしまったし、 兎角周りの大人は自分の経験だけで子供の気持ちを測りがちだけど 常に子供の本音を探る努力が欠かせないと言う事を教えられた」
「親が子供のためだって信じてることでも子供にとっては1番大切なことではなかったりする」
「親としての自分は、知らん間にそうならんように気ぃつけよ...やったな。 子どもに選択肢をたくさん持ってもらえる教育をしよう」
「子供の言う夢って親のエゴでもあるよなぁ...」
「子どもに自分の希望とか価値観とかを押し付けずに大切なことは子ども自身で選択できるようにしてあげたいと改めて思った」
などの反響があがっている。